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ISO14001認証取得について疑問 |
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◆2.ISO支援【無断転載を禁ず】表紙へ
ISO14001認証取得する企業様の疑問にお答えします
■ ISO14001を中心にした最近のISO認証取得の動向
■ISO認証取得を始める企業様の素朴な疑問
■ISO14001環境マネジメントシステム認証取得を始めようとしている会社さんからの質問
■ある会社でのISO認証取得について社長と村上氏の会話
■ISOをはじめ管理活動は、「認証を取ればおしまい」というような意識付けする経営者は最低です。
そんな安易な姿勢を社員は見抜き、そんな姿勢のリーダーには真面目についてきません
■ISO認証取得するには?
■ISOシステム構築を社内で独自にやったがうまくいかなかった。どうしたらよいか?
■ISO14001で文書や記録は、「電子文書」でも良いのか?
■ISO審査の正しい・上手な受け方
■医者・先生・経営コンサルタント・審査員は、対場を悪用して、絶対に相手を言いくるめてはならない
■本物のISOマネジメントシステム導入とは?
■ISO14001で電力5%削減などという目標をかかげているがこんなインチキなものはない。
■文書化(マニュアル化やルール化)は固定化ではない。大きな誤解だ
■望ましいISO教育について
■環境側面とは直接影響とは間接影響とは?
■ISO14001、9001マネジメントシステムでの記録の意義
■ISOの審査や内部監査ってどういうことを審査されるか?
■ISO審査でのこんな話
■ISO14001社内環境監査についてのご質問
■ISO9001やISO14001認証機関はJABをはじめ各国の適合性認定協会の認定を受けている審査機関であればどこでも良い
■各国のISO適合性認定協会
■ISO14001認証後のマークなどの表示について
■ISO1001認定適合事業者産業分野別件数
■ISO14001環境マネージメントシステムでやること
■ISO9001と14001を一緒に取得したいという要望が急増していますが、簡単にできると思うと大間違い
■ISO認証取得のために総費用はいくらかかるのか?わからない場合は当社に確認下さい。チェックします。
■ISO14001で「法令(法的要求事項)」と「その他の要求事項」の違いは?
■ISO14001ではなぜ何でもかんでも記録を要求するのか?
■地球温暖化は、地球を滅ぼす。ニュートンは2060年地球は破滅すると予言しているそうですが?
■ISOやマネジメントシステムは、厳格さが要求される。完全なる集合体を目指せ
■ISOコンサルタントの選び方
■ ISO14001を中心にした最近のISO認証取得の動向 |
@日本国内取得件数130〜160万円近辺が最も適正な価格 |
@当社みたいな知識も経験もない会社で取得できるか (■)経験・知識・人材・キャパがない企業様の場合でも、標準ツールや適切な経営コンサルタントを使えば十分可能です。 AISOは、難しいことではないのか (■)当初は難しく感じますが、本質的には当たり前かつ簡単なことです。慣れればかなり常識的なことばかりです。 B仕事に差し支えないか (■)欲張り過ぎないこと・膨大な文書や記録をつくらないこと・高度な手法を用いないこと等やり方次第です。大企業の真似をせずコンパクトなものにすることです。なお当社では、御社のISO取得企画だけの支援もやっています。きっちり計画して始めるほうが良いですよ。そうしないで大失敗する会社さんは多いですから。 C先々、重荷にならないか (■)経営者がISOのマネジメントシステムをうまく活用すれば、重荷どころか有効適切な武器になります。 D膨大な文書や記録が必要なのか (■)例えば当社の場合マニュアル25頁、手順書25頁くらいです。記録は、どこの会社でも最低限度のものは必要ですからどこも同じ位の分量です。。 E経営コンサルタントは必要か (■)当社の「ISO楽取れ」などの標準ツール38万円を使い、やる気があればば自力でも可能です、又は文書だけ作ってもらう(68万円)こともできます。効率的かつきちんとやるには優れた経営コンサルタントを使うことをお勧めします。(但し、駄目コンサルは駄目・最悪) Fどんな経営コンサルタントが良いのか (■)先生のバラツキが大きいので慎重に先生選ぶようにして下さい。先輩企業の体験談も聞いて、先生を紹介をしてもらうのが一番です。あくまで先生個人に直接会って個人を選択しないといけません。大手経営コンサルタント会社はあまり勧められません。高く質が悪いというのが定説です。(大手は固定費大・先生の程度低い・不親切・高い) G経営コンサルタント費用は幾らくらいがよいのか (■)一般的に現在のISO14001で標準価格は120〜250万円です。40万円で文書を作成してくれたり、128万円で完全サポートをしてくれるのは当社や極僅かなものでしょう。 H審査機構はどこが良いのか (■)国内・海外系どちらでも構いません。評判の悪いところは避けたほうが無難ですが、あくまで、担当の審査員個人によります。結構程度の悪い、出鱈目な困った審査員は多いようです。認定マークは日本のJABでなくともどこでも全く差し支えありません。 I審査費用は高くないか (■)審査費用も最近は、値下げの傾向です。あい見積もりをとって、価格交渉をしてお決め下さい。なお初年度だけでなく次年度以降の審査費用も比較対比しないと大損します。 J審査はしんどくないか (■)きちんと文書を作り・教育し・きちんと運用し・小まめに記録さえとっておけば、審査はそれほど難しいものではありません。事前準備とISO理解をお勧めします。わからないことは、審査でどしどし質問して下さい。 K経営に効果があるのか (■)絶大な効果がありますが、日本では、一般的に経営者の活用の仕方が下手さが目立ちます。トヨタやキャノンや京セラをはじめ高収益企業は、当然のように根を下ろし大きな効果をあげています。経営者の指導力とパワー次第です。 |
ISO14001環境マネジメントシステム認証取得を始めようとしている会社さんから引き合いを戴いて、お伺いすると、たいていの会社のご担当者様から受ける質問には、次のようなものがあります。もし更なる質問がおありでしたら、村上までお寄せ下さい。(info@meico.org) @ISO認証取得や取得後の環境管理に専任者が必要ですか? ●答え:専任者でなく兼任で結構ですが、担当者は2名決めて下さい。1名だと何かあった場合対処できませんし、相談相手もいません。 A取得するために今の仕事にかなりの支障がありますか? ●答え:有能で協力的な経営コンサルタントにお願いすれば仕事に支障はありません。経営コンサルタントなしや無能な経営コンサルタントの場合はかなりしんどいはずです。エイヤーでなく、よく支援の具体的な内容を確認下さい。 BISO取得の意義はなんですか? ●答え:@環境配慮企業の証明・Aユーザー等利害関係者の信頼確保・B国際標準の厳格なマネジメントシステムの定着 C費用は幾らかかりますか? ●答え:やり方しだいです。かなり幅があります。大雑把ですが、1年目はコンサル費用120〜250万円審査費用100〜200万円合計で220万円〜450万円、あい見積もりや内容確認が必要です。当然社員数・企業規模や環境負荷によって金額は、違いますので実際には、数社の合い見積もりをおとり下さい。 D取得後の費用はいくらかかりますか? ●答え:毎年審査があります。1,2年目は30〜60万円3年目は60〜120万円この繰り返しになります。これも、社員数・企業規模や環境負荷によって金額は、違いますので実際には、数社の合い見積もりをおとり下さい。 E取得後の維持管理は何をやるんですか、すごく時間をとりますか? ●答え:初年度は大変ですが、次年度からは運用するだけです。主に法令遵守・運用管理・改善活動・マネジメントをISO規格の要求に基づいて継続的に実施することです。もっと大胆に言えば環境改善と管理をしっかりやればよいのです。マニュアル等に基づいて、きちんとやりさえすればそんなに時間をとることはないと思います。兼任で、20%くらいの業務量アップでしょうか?但し当初3年くらいは慣れていないために、倍くらい手間がかかります。 F認証審査で不合格になることはありますか? ●答え:自力でやったりして、よほど出鱈目でない限り、まずあり得ません。 G地方工場は対象に含めないといけませんか? ●答え:含める必要はありません。企業さんの任意で決めることができます。 H営業所は対象範囲に含めるのですか? ●答え:含めてもよいのですが、一般的に地方の営業所については含めません、しかし同じ敷地内にあれば含めるのが普通です。 I監査員の教育はどこでしたらよいのですか?外部セミナーの受講が必要ですか?修了書が必要ですか? ●答え:社外の高く難解な無駄なセミナーを受講する必要はありません。社内で経営コンサルタントや能力のある方が実施すれば結構です。修了書は、経営コンサルタントや会社自らが作成し交付すればよいのです。注意することは、当初、難しい専門的な知識を沢山教わっても理解できないはずです。当初は、できるだけ実践中心にしましょう。 J改善をどんどんやって、もうやることがなくなったら目的・目標はなくてもよいのですか? ●答え:もし全くなくなったらしかたがないのですが、ISOでは継続的改善を要求しています。例えばトヨタの徹底した無駄取りのように真剣に改善をする会社であれば、改善は無限にあると思います。また環境配慮製品設計などもどしどし取り組んで下さい。社内のことでなく地域社会や環境対策への支援、社外の間接影響を含めれば環境改善の課題は無限です。更に業務効率化やムダ取り、業務改善、品質改善や売上げ向上なども環境目的・目標になり得ます。(改善は無限なりと思いますが、必要なのは経営者の熱意や迫力や信念でしょうね。雑巾は絞れなくなってからでも、まだかなり絞れるとか、ゼロコストまで追い込めとも言いますから) K環境法令が守れていないと審査に受かりませんか? ●答え:日本では、法令遵守ができている会社は少ないですが、環境法令遵守は絶対条件ですので、是非きちんとやって下さい。もしいい加減ですと、当然ですが、不適合になる可能性は大きいです。まず該当法令の調査と遵守状況の確認を行い、きちんとした是正計画がありきちんと是正することが明確で、是正必達を条件にすれば不合格になることはありません。 |
・社長「そろそろうちの会社もISOをとらんといかんな、村上君、君はどう思うかね?」 村上「そうですね、最近は、ISOはどこの会社もとっていますから、うちもそろそろですかね」 ・社長「君もそう思うかね、それじゃ早速調べて企画書を作ってくれるかね」 村上「わかりました早速かかります、ところで社長、ISOには9001品質と14001環境があるんだそうですが、どっちを取りましょうか?」 ・社長「そうだな、うちは仕事の質が今一歩だから品質9001のほうが良いではないかね?」 村上「でも最近は、環境に配慮しない企業は、世の中から評価されず、場合によってはボイコットされるという話を聞いたことがありますが」 ・社長「へーそうかね、でもうちの仕事は環境とはあんまり関係がないし、公害も出していないしなー」 村上「社長最近は公害を出していないからそれで良いのではなく、温暖化防止、グリーン購買、省エネや省資源、リサイクルなど環境問題の範囲は広くなっていて、当社も関係ないとは言っておられないようですよ」 ・社長「君、忙しいのに、結構勉強しとるなー、やはり君にやってもらわんといかんなー」 村上「最近は、環境番付なんてのが年1回発表されて、あまり低い会社は、社会責任を果たしていないという評価になるらしいのです、その結果株価にも影響するということらしいです。エコファンドというのをお聞きになったことがおありでしょう?」 ・社長「おおそうかね。そんなことまでになっとるかね、環境ISO14001も無視してはいかんと言うわけだね」 村上「そのとおりです、社長もさすがご理解がお早いですな。2003年末に大手企業は取引先にISO14001のマネジメントシステムを構築するように指令しているようです、そして2004年からは、いよいよ本格的にグリーン購買というのが始まって、いかに品質や価格が良くても、環境に配慮しない会社は取引から除外されるんだそうです」 ・社長「ええー、嘘だろー。そんなことがやられようとしているのか?」 村上「社長、地球温暖化によって今世界では急激で深刻な環境破壊や気象異常や島の水没・人に感染するウイルスの発生や難病・奇病まで発生しているのはご存知ですよね。即ち環境問題は、地球自体の生命にかかわるもっと大きな課題だということなのらしいのです」 ・社長「ああーそうかね、そういえば、よくよく考えると、地球ががたがたになっては、大変だな、ということは環境問題は企業経営に無縁ではないというわけか、ところでISO14001は難しいんではないのか?」 村上「確かに難しいらしいです。特に当社は全くやっていませんから、でもやっていないということは、企業として環境に配慮していない企業ということで、その点が当社の欠陥、ウィークポイントであることになるのです。またコンサルタントに指導をうければ、かえって馴染みやすい取組みやすい問題であるということらしいのです」 ・社長「環境問題だから社員も関心もあるし、身近な問題だから協力も得やすいかもしれんな、しかも省エネ、省資源、リサイクルということは経費削減にもなりそうだね」 村上「あるコンサルタントは、環境の実務経験も豊富で、文書等は、ヒアリングだけして全部作ってくれるんだそうです。またそれらの文書は分量も少なく簡便なもので運用しやすくできているんだそうです」 ・社長「そうだな、ISOをとるのも良いが文書や記録を作るのに手間ばっかりかかって、肝心な効果があまりあがらないという話を聞くなー」 村上「文書や記録、資料は全部パソコンに入れてあり、全部パソコンで運用できるようになっていて、そこら辺の事務手続きも少ないということですよ」 ・社長「ああそうか、それは結構だ、ところで、ISO9001とISO14001はどのくらい違うんだ?」 村上「マネジメントシステムという観点では、ほとんど同じものであって、全く違う異質のものではないということです。だから両方を別々にやるより、一方を構築してそこに安全も品質もコストもあらゆる管理を統合して一元的に運営するのも一つの手らしいのです」 ・社長「なるほど、それならとりやすいほうをとって、その上で拡大していってもよさそうだな、ISO14001をとっておけばISO9001を次にやる場合も楽かもしれんな」 村上「そのとおりです、もしどうしてもISO14001とISO9001の両方の認証が必要であれば、順次取り組めばよいと思います。しかし二つも取得する必要がないのであれば、ISO14001に順次安全や品質を上乗せしていけば良いと考えます」 ・社長「ISO9001をやれば品質向上になるのではないか?」 村上「確かにそういうことも期待できますが、一般的にISOを取得すること=すぐに品質向上にはならないということです。肝心なことは、ISOをとろうがとるまいが、現実の品質問題を管理・改善することが先決のようです。ですからISOをやっても当面はかえって手間がかかり、肝心の品質改善がおろそかになる場合もあるらしいのです。」 ・社長「ということは当社はどうしたら良いのかね?」 村上「コンサルタントの先生が言うには、当社の場合ISO9001を取得するよりもまず品質管理体制や改善活動などの基盤作りからやっておかないとISOは重荷になるだけということでした」 ・社長「なるほどそういえば、当社はもう少し足元をしっかりせんといかんかもしれんな」 村上「対外的や営業面で、ISOを取得することが必要であれば、まずISO14001を取得して、環境に配慮した会社ということを社会に表明し、かつマネジメントシステムに慣れておくというストーリーはいかがでしょうか?」 ・社長「なるほど、そうかもしれんな。少し考え方が変わってきそうだ。ところでどこのコンサルタントに頼むんだ。大手の良いコンサルタントは見つかったのか?」 村上「実際にすでに取得した企業やコンサルタントに聞くと、大手のコンサル会社は、意外に質が低くかつ価格も高いということで評判が悪いらしいのです。また大手のコンサル会社の場合、小さい企業に対しては、あまり優秀なコンサルの先生を派遣しないようですし、契約後のフォローも先生まかせでいい加減だそうです。」 ・社長「本当かね?でもそうだとしても、小さいコンサルタント会社はどこが良いか分からんではないのか?」 村上「あるコンサルの方が言うのは、そういう優秀なコンサルタントを専門的な立場から、一人づつ吟味・評価して厳選した先生のみを安価で派遣してくれるというのです。固定費をかけていないので、安価で質の高い支援を提供できるというのです」 ・社長「なるほど、固定費をかけてない分、安くしてくれるというのは素晴らしいな、我々の必要なのは、有能な先生そのものだけだからなー、ところで、君は忙しいし、環境についてはずぶの素人だができるんかね?」 村上「ええーその先生が言われるには、文書や記録類なんかも、はじめはほとんどヒアリングだけで先生が作ってくれるそうです。我々はそれを勉強し具体的に運用しさえすれば良いようです、その先生が言うには”大工さんの場合、お客さんにのこぎりやかんながけや釘打ちをやらせないように、ISOでも文書作成はコンサルがやります”と言っておられました」 ・社長「なるほど、そうかもしれんな、客が家建てても満足な家は建つわけがないはなー」 村上「ところが一般的なコンサルタントは、見本をくれるだけで、次回までやっておいて下さい。そして何回も来て、それを手直しするらしいんですが、まともなものができるわけがなく、訪問も20回以上になり、手間もかかり、事務局は大変苦労するとのことです」 ・社長「ところで、会社としてISO取得企業だとアピールできるから取得さえすれば良いんだろうね?」 村上「実際には、顧客や役所の圧力で取得さえすれば、どんなもんでも構わないという会社が多く、その結果、ISOは役立たないものとされてい面があるようです。特に最近小規模の建設業さんがそういうやり方でISOを取得したために、最悪の状況になっているという話も聞きました」 ・社長「でも企業としては取得さえすれば良いわけで、実質的な効果は期待しないほうが良いのではないのか?」 村上「いやそんなことはないそうです。ISOのマネジメントシステムの精神は例えば優良企業のトヨタ・京セラ・ローム又ゴーン氏率いる日産も経営の基本になっていて、きちんとした経営管理という面で不可欠なものになりつつあるようです」 ・社長「なるほど、君はそこまで考えていたか。結構やるじゃないか」 村上「これからの若い世代が荷っていく管理というのは、従来のエイヤー式の管理や皆でワッショイワッショイとただ頑張るだけの管理では、うまくいかないとコンサルタントの先生も言ってました」 ・社長「ということは、やり方によっては十分企業を良くすることになるというわけかね?」 村上「そのとおりです、従業員にISOのマネジメントシステムを理解させて、経営をスムーズかつダイナミックにすすめられる基盤をつくることが大事だということらしいです。ISOを真剣にやる/やらないは、企業間に大きな力の差も生み出しかねないということだそうです」 ・社長「君も凄く調べたね。それじゃ俺もまたいろいろ調べてみるし、コンサルタント会社やISOを取得した他の企業を調べたり、見積もりをとってみてくれんか」 村上「わかりました、それでは、来月までに更に調べて次回の経営会議で審議できるように段取りします」 ・社長「そのせんでやってくれるかね、大変だけど、失敗や悔いのないように、事前によくしらべて、皆で検討できるように努力してくれ」 |
ISO14001キックオフにあたって 環境側面の洗い出し・評価、環境マニュアルや手順書などの文書がほぼ完成すると、全従業員を巻き込んで環境管理活動が開始され、ISO認証取得を目指して具体的な活動が始まります。初年度から従業員に完璧を求めるのは無理なんですが、ともすると最初から難しいことを教えたり、完璧を要求し勝ちです。 その結果は、本審査が終わり認証取得ができると、「ISO14001は終了しました」という感覚になってしまい勝ちです。その結果、その後、尻つぼみの事務局主体の活動になってしまう傾向があり、せっかくの素晴らしいマネジメントシステムが機能せず成果もあげられません。 最初1、2年は、むしろ初心者として無理なことを要求せず、3年くらいかかてレベルアップ・洗練化していくというポリシーを持ち従業員にもじっくり、理解させ浸透させて行くことが大事なんです。そうすることで、アンチISO派やISOには関わりたくないという気分を植え付けないようにすることが出来るのです。例えば監査員教育なんてものをむずかしい外部セミナーに参加させただけで満足していると、受講した監査員の人は何も理解もせず、そのうちすっかり忘れてしまったなどということにもなりかねません。初年度の監査は経営コンサルタントと事務局主体でやるべきですし、むずかしい外部セミナーなんかを受けないほうがよいのです。外部セミナーは2年目以降ある程度運用経験をしてから受講させるほうが効果はあがります。全てが同様で初年度からできもしないことをあれこれやり過ぎると失敗の原因にこそなれ、成功しませんよ。ISOの審査員もはじめから「あれもこれも」と要求しがちですが、「あんたゴルフ始めてすぐにコース出られるのかい?」と言いたくなるのです。そういうせっかちな審査の姿勢が結果的に「間違ったゆがんだISOを普及」させることになってしまうのです。 「デミング賞やISOの認証が、1年で終わり」という印象を与える審査認証方式に問題がありそうです。運用の成熟度でAA・A・B・C・Dなどとランク付けをすることも必要なんでしょうね。 それと審査で不適合を受けないようにしようなどと考えないことです。「初心者が全く不適合を受けないことのほうが異常なこと不自然なことではありませんか?」沢山不適合をもらったら良いんですよ。 「早くISOは取りさえすればよい」なんて考える経営者は、そのうち「ISOは役ちませんで」とあちこちで口にすることになるのです。 そんなことを言うのは、ご自分の無能さを言いふらしていることになるから、くれぐれもご注意下さい。 なにしろゆっくり育てるという感じで経営者はISOを運用するように関与していくべきです。 |
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| 1.キックオフ=船出のことです(サッカーのボール蹴りだし) | |
| 2.船の名前=ISO14001第一環境丸 | |
| 3.船ですから他にも転用できます(→経営用・品質用・安全衛生用・・・) | |
| ・遠洋航海のちゃんとした機能は立派に備えています | |
| ・一号船ですからごくシンプルな船です | |
| 4.船主=社長様です | |
| 5.設計・建造指導=関西ISOシニアコンサルタントネットワーク村上和隆 | |
| 6.建造=御社の環境事務局の方です | |
| 7.船長=環境管理責任者です | |
| ・副船長=環境事務局の方です | |
| 8.船員=素人ばかりです(盛りだくさんのことや高度のことを最初からやろうとすること自体が無意味で無謀なことですよ) | |
| ・まず最初はキャプテンの指示に従って無理せず始めて下さい | |
| ・あまり高度なことをやろうとしないで下さい | |
| ・まず船を確実に乗りこなすことを第一として下さい | |
| ・船の便利さ・楽しさを知って下さい | |
| ・経営及び個人の仕事の進め方のあらゆる面に応用して下さい。 | |
| ・皆様の乗り易い船に改造して行って下さい | |
| 9.初年度審査=新船の基本性能・機能検査をします | |
| ・今年と来年以降の審査は内容はかなり異なります | |
| ・来年以降は運行状況の確認検査が主になります |
最近小さな企業様でISO認証を取得しようとする場合が増加しています。そういう企業様は、いろいろ調査されるのですが、基本的にほとんどわからない状態で調べていますので、調査された企業様でも、かなり理解がいい加減な段階で判断されることが多いように思います。不思議なのは、私の聞く範囲では、最も駄目なコンサルタント会社を選んでしまう企業様が多いことです。何故か、あまりおすすめできない経営コンサルタントを選んでしまうことが多いのです。話巧みなコンサルタント会社の営業さんに難しいことを言われたり、まんまと騙されてしまうのです。私の場合はコンサルタント兼営業をやっていますから、真実のお話を具体的事例を用いて丁寧に説明するのですが、どうもお客様の理解が不十分のために、私のような丁寧な説明より、ことば巧みな営業マンにだまされる方のほうが多いようです。ISOの場合企業様がわからないことを良いことにして、素人をまんまとだますのです。こういことは誠に残念です。医者と患者みたいなもので、よくわからないから、名前や格好や偉そうな話に気をとられて、エイヤーで決めてしまうようです。 是非、いい加減な理解のまま、簡単に決めないで、とことん納得いくまで何回も呼び付けて確認しましょう。 企業様がISO認証を始める場合に気をつけることを次ぎに紹介します。 @指導費用は精々180万円くらいまで、当社はISO14001は128万円〜、ISO9001は138万円〜 ・高いから良い指導は当たり前のはずですが、感想をお聞きすると、高かったにも拘わらず内容は 最悪でしたというお客様が ・すごく多いのです。被害者はお客様です。高い金はとられるは、ひどいシステムは押し付けられるは、 踏んだりけったりですね A文書は作成してもらうほうがよいでしょう、自力で作るのは無理があります B期間は6〜8カ月(長いほうが無難ですが) C訪問指導は12回くらい(審査立ち会いは不要です) D教育も指導費用の範囲でやってもらいます(社外の高額なセミナーはやめましょう) E事務局は2名ないし3名体制でやりましょう F文書や資料はパソコンのデーターでもらいましょう G審査機関はどこでも同じです、むしろ大手は、避けたほうが無難 H審査費用は最大50万円くらいの差があります、相見積もりをとりましょう。総予算は初年度30名 くらいの企業で200〜240万円 I先生の指導が納得いかない場合は、早めにことわりましょう。そうしないと不幸な事態になってしまいます。 J経営コンサルタント会社は大手はやめたほうが無難、専門家の人に優れた先生を選んで紹介して もらうのが良い K経営者や取締役、部課長も積極的に勉強し参加しましょう その他質問は、どしどし遠慮なくして下さい。具体的には、訪問してパソコンで実際にどういうことをどう やるかをご覧戴けます。中途半端な理解でなくきちんと理解してから役立つ先生を選び開始しましょう |
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ISO認証取得をした企業では、膨大なファイルがあるという印象がありますが、今は日本でもパソコンで仕事をする会社がほとんどになっていますから、ISOもパソコンに文書や記録を保存するのが、主流になりつつあります。ISOでは、電子文書でも良いことが規定されています。どしどし電子文書化して下さい。以前から高額な専用のソフトもありますが、最初から完璧なレベルを目指さずに、エクセルやワードで簡易なシステムで運用されることをお勧めします。 そこで一体ISOではどんな文書や資料が必要かを紹介しましょう。 以下の内容をパソコンのホルダーを作り、例「環境マニュアルH15.xls」のようにファイル名をつけて管理すれば良いでしょう。廃止文書も3年くらいは保存しておくことが必要ですから、廃止文書保存というのも一つの資料になります。 資料=文書+記録+その他資料 1.環境MGS文書記録 @文書= ・マニュアル ・手順書(最近はマニュアルの下位規定を作らず、全てマニュアルに入れ込むことが多い) ・様式(下位規定のかわりに様式を準備しておけば管理はやりやすくなります) ※(チェックリスト) A廃止文書 B記録= ・環境側面記録 ・法的及びその他の要求事項記録(法令等の最新版:インターネットでも良い) ・方針・目的及び目標・環境管理プログラム(計画)記録 ・体制及び責任記録・環境委員会や専門部会記録 ・訓練、自覚及び能力記録 ・コミュニケーション記録 ・文書管理記録・配布先記録 ・運用管理・監視及び測定・緊急事態への準備及び対応記録(廃棄物・省エネ・大気・水質・騒音・・・・・・) ・点検及び是正処置記録 ・環境管理システム監査記録 ・経営層による見直し記録 2.環境MGS資料 C環境教育テキスト= ・環境手引き ・環境ISO ・環境保全 ・環境法令 ・環境知識 D環境情報 E環境報告書 F其の他環境資料 電子文書の運用は各企業のパソコンの状況に応じてできる範囲でやればよいでしょう。一応以下のようなことを考慮してやり方を決めておいて下さい。 ・当然実行部門には、パソコンがあり、誰にも画面で常時内容確認ができるようにしておくことが基本です。 ・押印は、名前と日付を赤で所定の場所に押すようにしておけばよいでしょう。 ・もし厳格にやる場合は、特殊文字で名前を作り、その人だけしか押印できないようにするとかしてもよいでしょう。 ・また資料を勝手に改ざんされないようロックもきちんとしておきましょう。 ・正式文書は、赤で正式というような文字を明示するようにしておけば良いでしょう。そしてプリントアウトができないようにすることが大切です。またはプリントする場合は「無効」という赤の表示をつけるようにすれば良いかもしれません ・廃止文書は、「廃止」及び日付の赤の明示をしておきましょう 当社ではすでにエクセルで電子文書化して運用するやり方で指導していますので、お客様にも電子文書の形で、お渡ししますので、いちいちプリントアウトして多くのファイルを作って管理する必要はありません。ご覧になりたい方はご用命下さい。パソコンを持ち込んでご説明します。あまり高度の機能はありません。エクセルそのもので、ごく簡単なものですから、かえって誰でもすぐに使えます。どうぞ気軽にご用命下さい。 |
ISO14001環境マネジメントシステム構築の支援において初期調査が完了し、文書ができ、教育し、運用にはいり記録を残し、監査をしてというようになっていよいよ外部認証審査になると、会社の皆様は非常に不安になられます。 「審査っていうけどきちんと回答できるだろうか?」実際の話をお聞きすると大半の会社では、審査で適切な回答をされスムースに審査が進行することは少ないようです。 審査終了後の感想は次のようなものです。特に有能な審査員に当たれば幸いですが、ほとんどの会社さん大概、審査員を御指名しませんからとんでもないひどい審査員が来られているはずです。そうなると最悪の状況になる場合が多いのが悲しい現実です。 そういう意味では良い審査機関良い審査員を指名するのも大切なことです。 @審査員の質問の内容がわからなかった A審査員の質問が難しかった B質問に対して、回答が思いつかず、すぐに出てこずにドギマギしっぱなしであった (注意:ISO審査は試験じゃありませんよ・答えを考えてどうするんですか?文書や記録は目の前に全部あるじゃないですか!それらを見て答えればいいですから、難しいことなんかあるわけないでしょう)) Cいざ審査を受けると自分で作ったはずのシステムを理解できていないこと気づいた D審査員の指摘の内容がわからなかった Eなぜそんな指摘を受けるのか理由すらわからなかった F更に、審査員の指摘に対してどう是正したらよいのかがわからない G審査員がこわかった。質問のつど冷や汗が出た H緊張してドット疲れた、もう二度と審査は受けたくない Iさあ不適合は沢山の観察に対してどう是正したらよいのか全く目処がたたない J来年の審査はさぞかし大変だろう Kもう自信を失った、誰かに早く委譲したい ところが当社が支援するお客様の場合は、ほとんど以上のようなことがありません。それは当社の支援のやり方がうまくできているから審査当日もそれほどあたふたされないからです。お客様によっては、審査がどうなったかとか審査を終わり合格しましたも言って来ない会社さんもあるくらいです。それほどスムースに審査が進行しているということなんです。 @審査員というのは先生でなく、不適合を指摘する。ただそれだけの人である A審査員はこわい人ではなく実態を調べに来るだけのことである B卑屈にならず自分の作ったシステムは完全であるという自信を持つ C審査員に指導をしてもらうという考えは、大いなる間違いです。「指導して下さい」などと一切口にしてはいけません D質問に対していちいち頭で考えて答えない。文書にもないことを、勝手に自分でいい加減なことを回答しない これがもっとも多い勘違いです。 E質問されたことは必ずどこかの文書・様式・記録にあるわけですから、どこに定めてあるかを審査員に示せばよいのです F更に詳しい質問に対しても、基本的に文書のどこの文章や表に記述してあるか場所を示すことが先決です G説明は文書や様式や記録を見せて審査員に見てもらいわからない点だけを更に質問してもらう H不適合みたいなことを指摘されたら、その根拠・不適合の具体的事実・何をどう直すべきかがわかる迄確認する I不適合や観察に安易に妥協せず、自分が理解し納得できるまで、とことん時間をかける。無駄で負担ばかり増えるようなことを安易に受け入れない J観察については基本的には受け入れないという姿勢で、「なるほどこれは受入れるべきでシステムが改善されるなー」と納得することだけを是正して行く(審査員はかなり自分流や難しいことをを押し付けたり、ちっぽけな会社ではやる必要もない事迄、観察として盛り沢山指摘してきます) K姿勢はまっすぐに、目線は審査員より上、審査員の審査を疑うくらいの姿勢で臨む、昼食はせいぜい980円くらいの弁当にする、夜の接待はしない。審査員を甘やかしてはいけません。JAB傘下では、原則的に華美な接待は禁止されています。 当社では、審査に先立って社内監査を経営コンサルタント指導のもと、きっちりやっております。この内部監査は外部審査のリハーサルを兼ねきちんとして説明や回答のしかたを伝授することにしています。 こういうことはISOの審査だけに限らず、何事においても、自信なさそうにオドオドしてやるのではなく、自分が主体となり、堂々と自信をもって納得するようにやることが肝心です。「審査のために法外に高い金を払っている」をお忘れなく。
審査機構によってとれる認証マークが違います。基本的にはどれでも良いのですが。
戻る
戻る 2004/12/10 現在の統計データより作成 http://www.jab.or.jp/cgi-bin/jab_statistic_14_j.cgi ISO14001認証統計データー
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