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間違ったISO14001  間違った環境マネジメントシステム 誤解 ISO14001が効果をあげない理由

(頁の責任者:村上和隆)
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ISO14001に関する誤解 ISO認証支援

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間違ったISO14001及び登録ISO審査機関について

JAB財団法人 日本適合性認定協会

この名前が示すとおりISO審査は、ISO規格との適合性を審査するものです。マネジメントシステムの良し悪しや環境パフォーマンスを審査は主体ではありません。ですから初回審査を受け、マネジメントシステムがきちんとできていることが確認されれば、引き続く毎年の審査は、手間やお金がかかるわりには企業さんには意味のないものになるのは当然です。
新築の家が建った時又はリフォームした時に検査をしてもらい、きちんとした工事ができていることが確認されれば、そう毎年見てもらう必要がないのと同じことです。またマネジメントシステムについては特別第三者の専門家にみてもらわなくても内部監査やコンサルタントにやってもらえば済むことです。さほど重大な問題になることはありません。もっとも今回の不二家みたいなケースが出る可能性は否定できません。しかし、ISOの審査で合格している会社でしたから同じようなものかもしれません。
また今後はむしろ環境報告書で企業の環境配慮の内容をWEB上に公開・開示することのほうが重要になってくるのです。                              http://www.meico.org/kankyouhousin.html
ですから審査が初年度だけでしたら、むしろISOに関して企業さんの認識もかなり変わるはずなんですが、頼みたくないそれ以降の毎年の継続審査については迷惑なだけで効果を実感できないのです。そうなるとISOはつまらん・くだらんという発言につながってしまうのです。自動車車検みたいなもんです。性能がよくなり丁寧に乗っているのに、毎年高額な金で検査及び手続きをしないといけないのです。継続の審査費用を極端に安くするか(規模により一律10〜20万円)、頻度を3年に2度くらいにすべきなのかもしれません。


しかしISO審査の場合は、車検と違い法的拘束力はありませんから、3年くらいで認証返上という手があるのです。いわゆる自主宣言というやり方です。審査機関でなく第三者に監査してもらい「当社はISOに準拠して運用しています」と宣言しておくということです。
自主宣言については当社でもお引き受けできますし、体系的にやっている会社や個人も沢山ありますのでホームペイジを参照下さい。
まあISO審査を審査機関でなく、しかるべき専門家やコンサルタントなどに依頼するということです。当社の場合も、実際に審査活動をしている資格を有するコンサルタントを派遣しますから実質的には何ら替わりはありませんし、ややこしい指摘やいい加減な指摘も減りますし、むしろコンサルテーションが同時にできることがメリットです。

■環境マネジメントシステムは誤解されている、JABや審査機関もその傾向を助長している
 くれぐれも、周囲に翻弄されずに、きちんとした正統なマネジメントを目指しましょう

会社がISO14001「環境マネジメントシステム」の認証取得をした
毎年審査員がきて、何んだかんだと文句をつけて帰る
ただそれだけのこと、よくわからないが、とにかくそれが年中行事
その指摘の是正をすると、ああ今年も無事済んだと胸をなでおろす
何のためにISO14001「環境マネジメントシステム」をやっているんだろう
そんなことを真剣に悩む人は少ない。審査に毎年無事通ることが目的だから
なぜか経営層もそれでいいらしい、指摘があると「しっかりせい」とお叱りを受ける

環境改善は進まないが、環境報告書を発行し、いかにも環境優良会社みたいだ
環境負荷を沢山出している会社でも、環境大賞なんてのを、大威張りで貰う
どうやら環境負荷を沢山出していてもいいらしい、自分の会社は環境負荷少ないのに表彰とは無縁だ
環境負荷沢山出し悪いことして、それを減らすと表彰されるらしいのだ
自社に関する環境保全活動なんてのは、本来表彰なんかすべきもんではないが
むしろこれまで環境負荷を出していたことを深く詫びることが必要なんだが
どうも日本では、自社の環境悪化という悪事を減らすことでも、何でも表彰するらしい

一方、ここ数年、環境問題は、とんでもないことになっている
猛暑・冬大雪が降る・氷河が溶ける・巨大竜巻・旱魃・大洪水・黄砂・ごみ・くらげ・・・・・・
環境の研究機関も、次々に危機的な地球環境の状況や深刻な今後の予想を発表する
しかし法律が厳しくなっても、紙・ごみ・電気すら改善されずに、まだどんどん増え続ける
審査員でとんでもないことを言うのがいる「紙・ごみ・電気なんか改善してないでもっと別のことやって下さい」
紙・ごみ・電気・資源の浪費が地球温暖化や汚染公害や資源枯渇等深刻な事態を招いているというのに
平然と、紙・ごみ・電気なんか改善しなくて良いなんて、一体どんな審査員なんだろう
紙・ごみ・電気は、減っているとでもいうのか?まだまだ年々増え続けているんだぞ

環境マネジメントシステムなんですが、審査員はマネジメントはそっちのけでくだらない指摘に終始する
判子がない・記録がない・根拠が曖昧・環境に関係なさそうでも該当法令が洩れています・・・・・
会社も大いなる誤解をしている、経営層は「無事審査をクリヤーしたか?」という質問しかしない
「環境目的目標をもっと高く設定しろ」なんて無理なことは、あまり言わないようにしている
マネジメントは達成困難な課題の追求に効果を発揮するものだ、ところがそうはなっていない
マネジメントは遊びじゃない、経営層が自ら参加して強力なリーダーシップを発揮しなくてはならないのだ
そのためにISO14001では、マネジメントレビューというのが最後の頁に規定されている
マネジメントレビューとは経営層が環境マネジメントシステムに参画し、力強くリードすべきである

ISOの環境マネジメントシステムは厳格な規格なのに、かなり間違って運用されている
きちんとでなく、ぎちぎちやっているような感じがする
環境マネジメントシステムは何か枠があって、その枠にはめ込むように認識をされている
そうではない、むしろ規格は厳密でも、実際は自分の考えで自分の会社の身のたけに合わせてやればいい
ところが審査員がそれを許さない、「とんでもない非常識な要求を、不適合です」みたな感じで言ってくる
ところが、肝心かなめのマネジメントシステムとしての指摘がほとんどない
審査はコンサルタントではありませんという、一体何なんだろう、単なる間違い探し屋かい

車検のように毎年審査に来るが、現実そんなに会社も変わらないから、毎年細かく見てもらう必要もない
むしろ、もっとマネジメントシステムについてコメント・意見を出して欲しい指摘はどうでもいい
電気やガスの保安協会ではないから、少々些細な不適合があっても本質的な問題にはならない
まさに車検のようなもので、毎年審査なんて必要なの?疑ってしまう
高い金払って毎年審査に来るのであれば、環境パフォーマンスを向上するためにどうするか教えて欲しい
審査だから、指摘だけしかしてはならない。コメントや意見をしてならないということはない

日本の審査は間違い探し・あら捜しで、環境パフォーマンスに関して何ら影響を与えないような指摘ばかりだ
そういうことを続けていると、会社はISO14001は間違いがなければいいのかという姿勢になってくる
マネジメントシステムではなく、審査員対応システムみたいな様相を呈してくる
もっと飛躍的に環境パフォーマンスを向上するための、コメント・意見を出すことが大事である

JABや審査機関が環境パフォーマンスに関して何らかの基準を示すべきではないのか
地球温暖化やリサイクルの世界的又は日本の基準に合し、合理的に定めればいいと思う
例えば、一律、昨年実績の10%削減のような目安となる基準の提示がそろそろ必要になっている
審査もISO14001規格との整合性だけでなく環境パフォーマンスの向上に配慮すべきであろう
その上で各会社のマネジメントの状況を審査しなければISO14001の値打ちは全くない


ISO14001の要求事項に合致しているかだけの審査では地球環境問題はどんどん悪化してしまう

何のことはない、ISO14001が環境を悪化させることに貢献してしまうことになるのだ

昔私の会社はデミング賞を取得していた。そして膨大な文書や記録が自慢げに部屋に展示されていた
「1〜2年昼・夜なく徹夜と休日出勤して作った」と先輩は、それを自慢気に話していたものだ
しかしデミング賞に合格すると会社は宣伝に使うくらいで、品質管理システムは厳密に維持管理されない
まあ大雑把に言うと、通れば一応終わり・ご苦労さん、みたいなものであったように思う
そんなに膨大な文書や資料なんか1年もたたないうちに、実施もされず、忘れ去られていくのだった

日本では、その他にも、次々いろいろな賞が生み出され、同じようなことが繰り返されていった。
人と時間とお金と手間をかけたわりに、合格すると翌日からゴミ箱入りのように忘れ去られるものが多かった
当時日本は、高度成長期でお祭り騒ぎで盛り立てていたから、少しは効果があったのかもしれない
当時、審査員というのが、企業の実態を全く知らない知識のかたまりのような大学の先生ばかりだった
指摘や審査の様子を見て、聞いていて、密かにあきれ果て、笑い、軽蔑さえしたものだ
多分、会社の多くの人もあきれていたのだろうが、合格したことを喜び文字通りイベントは終わった

そこに英国が作った欧州流の厳格なISO14001環境マネジメントシステムが導入された
初めての英国製であったが、どうも日本流に歪んで消化され、誤解されているような気がしてならない
ISO14001も体よく日本流にアレンジされ、ねじまげられて認識され、普及されていったように思う
ISOの審査員は企業出の人になったが、正直な話マネジメントシステムの高度な内容については素人が多い
マネジメントシステムというのは本来経営層の高度な職務であって一担当者に丸投げするようなものではない
ところが日本は、国から個人に至るまでマネジメントが嫌いで下手で、専ら頑張りと尻拭い式が得意なんだ

大企業の良い環境で狭い業務経験しかなくマネジメントシステム審査ができるような力量の審査員は少ない
JABも審査機関もISO14001の本来あるべき審査がわかってないし、もしわかっても対応は無理だ
地球環境の崩壊が音をたて、凄まじい勢いで進展しているのに、人間はISO14001で言う『自覚』に欠ける
動物、彼等は洋服も着ない・エアコンも使わない・自動車も使わない・ごみも捨てない・・・人間は一体どうだ
知恵があるなんて威張っているが人間は知恵のない動物以下で日々凄まじい環境汚染を止めようとしない
もっと原点まで戻るような凄まじいほどの環境改善努力がないといけないのだが、どうもISO14001は無力だ

一部の会社だが、空調・自販機・自動車・無駄な照明・使い捨て品・残業廃止、電子文書化を達成している
一方出きないことはないがやろうとしない会社が多い、マネジメントが機能せず経営層の力強い支持もない
ISO14001環境マネジメントシステムがきちんと機能しない会社の最大の問題は経営層の無関心にある
経営層で環境問題が最重要事項だと言う認識をし、真剣に取り組んでいる会社はごく一部でしかない
環境改善は一部の人や会社がやっても意味がない、多くの人や会社がやることが大事だ
ISO14001規格が要求する、経営層による資源の提供やマネジメントレビューが中途半端なのも一因だ


■ISO14001では内部監査では次のことしか要求していません
外部審査もほとんど審査範囲は同じものです。ですから肝心のパフォーマンスやマネジメントシステムや情報開示
そのものについては、審査されません。ということは内部監査はISO14001規格で要求している以外の肝心の
パフォーマンスやマネジメントシステムや情報開示の部分について監査しておくことが必要なんだと思います。

ISO14001規格   4.5.5内部監査

組織は、次ぎの事項を行うために、あらかじめ定めた間隔で環境マネジメントシステムの内部監査を確実に実施すること。
a)組織の環境マネジメントシステムについて次の事項を決定する。
 1)この規格の要求事項を含めて、企業の環境マネジメントのために計画された取決め事項に適合しているかどうか
 2)適切に実施されており、維持されているかどうか
b)監査の結果に関する情報を経営層に提供する。
監査プログラムは、当該運用の環境上での重要性及び前回までの監査の結果を考慮に入れて、企業によって計画され、策定され、実施され、維持されること。
次ぎの事項に対処する監査手順を確立し、実施し、維持すること。
・監査の計画及び実施、結果の報告並びにこれに伴う記録の保持に関する責任及び要求事項
・監査基準、適用範囲、頻度及び方法の決定
・監査員の選定及び監査の実施においては、監査プロセスの客観性及び公平性を確保すること。


■外部審査の限界があることを知ること(オールマイテイじゃない)

外部審査はISO14001や文書との適合性やそのとおり実施されているかということ、家に例えると家屋に問題ないかだけの限定されて内容の確認であって、初年度きっちり検査してもらえば、毎年来て検査してもらうほどのことは、ないのです。家の場合も何か問題がある場合で素人には判断できない場合に専門家に検査を依頼するのです。自動車の車検も2年に1回ありますが、昔自動車の品質が低い時代ならいざ知らず、こんなに頻繁に検査してもらう必要があるかは疑問です。
ましてや食品安全や情報保護や品質に比較して、法令順守や緊急事態対応を除くと、少々問題があってもそれほど重大な問題を起こすことはありません。
ISO14001審査も、高いお金を払って毎年やってもらうルールですので、何も言えないのですが、正直言って企業毎の必要に応じて審査してもらう程度でいいはずなんです。
でもだからと言って車検同様に、すぐに改めるのは難しいのです。
ISO14001を導入し運用して実績を積み、万全の体制が出来上がり、会社独自でやる自信ができれば、環境報告書を開示すれば、外部審査はさしたる意味は無くなるのです。
そういうものだということを理解して外部審査をやってもらうことも大切です。ISO14001外部審査役立たないというアンケート結果が出たそうですが、初年度〜3年間以降は、そのとおり、自動車の車検と同じで、あまり役立たないと思います。元々ISO14001は審査を前提にしていません。審査を受けろなんてことは規格にはありません。あくまで、付たしなんです、自信があれば、自主宣言でいいのですよ。

環境マネジメントシステムを運用する際のポイント
2年目からは、ISO14001規格で次の点を重視すること
4.3.3 目的、目標及び実施計画
B法的及びその他の要求事項・著しい環境側面を考慮 法律の動きに注目せよ
C技術上の選択肢、財政上、運用上、事業上の要求事項・利害関係者見解にも配慮 技術上の選択肢、財政上、運用上、事業上の要求事項・利害関係者見解
A目的・目標達成の責任、手段、日程明示の明示 責任、手段、日程明示の明示
4.4.1 資源、役割、責任及び権限
@経営層は、不可欠な資源を確実に利用できるようにする 経営層は資源の提供をせよ
資源:人及び専門技能、インフラストラクチャー、技術、資金 特にお金と専門家の育成
4.4.2 力量、教育訓練及び自覚
@関係する全ての人が適切な教育、訓練又は力量を持つ 教育、訓練又は力量を高める
次の事項を自覚させるための手順を確立・実施・維持 環境について自覚高めることが重要
a)環境方針、手順並びにEMSの要求事項適合の重要性 EMS・改善・役割責任・ルール順守
b)自分の仕事の著しい環境側面、関係する著しい環境影響各人の作業改善による環境上の利点 地球環境崩壊が予想外に加速度的に進んでいることを強く認識し危機感をもっ
c)EMSの要求事項との適合を達成するための役割及び責任
d)規定された手順から逸脱した際に予測される結果
4.4.3 コミュニケーション
著しい環境側面について外部コミュニケーションを行うか決定 情報開示をせよ
その決定を文書化、この外部コミュニケーションの方法を確立・実施 例:環境報告書
4.4.7 緊急事態への準備及び対処
A準備及び対応手順を、定期的に、又は発生の後にレビュー リスクマネジメントの強化
B実行可能な場合には手順を定期的にテスト リスクマネジメントの厳格運用
4.5.1 監視及び測定
@手順確立、
定常的に監視・測定実施、維持

定常的にきちんと監視・測定せよ
Aパフォーマンス・運用管理・目的目標に達成状況 パフォーマンス・運用管理・目的目標に達成状況
4.6 マネジメントレビュー
h改善のための提案 経営層に改善のための提案をせよ

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